名称: | 公益社団法人日本フィランソロピー協会 (にほんフィランソロピーきょうかい) 英語表記: Japan Philanthropic Association |
所在地: | 〒100-0004 東京都千代田区大手町二丁目2番1号 新大手町ビル244区 TEL:03-5205-7580 FAX:03-5205-7585 アクセス地図 / 連絡先 |
設立年月日: | 1963年(昭和38年)1月9日 (設立から現在まで 62年) 2009年(平成21年)7月1日に 公益社団法人へ移行 |
代表理事: | 理事長 髙橋陽子 |
社員: | 会員一覧 に掲載の「正会員」をもって社員としています。(定款第8条第2項) |
機関誌: | 「フィランソロピー」(1992年1月創刊、隔月発行) |
役員一覧
2025年6月24日 現在
会長 | 浅野 史郎 | (あさの・しろう) | 元宮城県知事 | |
常勤 | 理事長 | 髙橋 陽子 | (たかはし・ようこ) | |
常勤 | 常務理事 | 小川 千種 | (おがわ・ちぐさ) | |
理事 | 倉光 恭三 | (くらみつ・きょうぞう) | 特定行政書士/倉光法務事務所 代表/ 元宮城県仙台二華中学高校校長 | |
理事 | 河野 通和 | (こうの・みちかず) | 編集者/京都橘大学客員教授 | |
理事 | 佐藤 雄二郎 | (さとう・ゆうじろう) | 経済ジャーナリスト | |
理事 | 清水 肇子 | (しみず・けいこ) | 公益財団法人さわやか福祉財団理事長 | |
理事 | 堂目 卓生 | (どうめ・たくお) | 大阪大学総長補佐/ 社会ソリューションイニシアティブ特任教授 | |
理事 | 内藤 純一 | (ないとう・じゅんいち) | 全国信用協同組合連合会前理事長 | |
理事 | 長島 剛 | (ながしま・つよし) | 多摩大学 経営情報学部 教授 | |
理事 | 板東 久美子 | (ばんどう・くみこ) | 日本赤十字社 常任理事 | |
理事 | 光原 ゆき | (みつはら・ゆき) | 認定NPO法人キープ・スマイリング理事長 | |
理事 | 村木 厚子 | (むらき・あつこ) | 社会福祉法人全国社会福祉協議会 会長/ 元厚生労働事務次官 | |
監事 | 川口 里香 | (かわぐち・りか) | 弁護士 | |
監事 | 浜嶋 哲三 | (はまじま・てつぞう) | 公認会計士 | |
顧問 | 松岡 紀雄 | (まつおか・としお) | 神奈川大学 名誉教授 |
ロゴの由来
ロゴ誕生の舞台裏

当協会のロゴは、株式会社リクルート(当時)の社会貢献に由来します。
1996年、同社は「団体名を聞いただけではわからない公益団体のロゴを作る」プロジェクトを社会貢献活動の一環として実施しました。通常、ロゴなどのデザインを発注する際の決定権は依頼主にありますが、このプロジェクトでは、デザイナーが団体を指名してロゴを制作します。そして、ロゴ作成にかかる費用をリクルート社が負担します。
まず、デザイナーが関心を持った団体へのヒアリングを行ない、その中から2団体が選ばれるという企画で、実のところ当協会は次点で不採択でした。ところが、当協会をヒアリングしてくれたデザイナーが、このロゴをすぐに思いつき、作りたいと言ってきて、安価で制作してくれたのです。
そして、日本経済新聞がこのプロジェクトを記事にしたのですが、紙面を飾ったのは採択された2団体のものではなく、なんと当協会のロゴでした。よほどインパクトがあったのでしょう。その後、当時銀座8丁目にあったリクルート社の本社ビルの1階で、1か月ほど展示されていたように思います。
さらに、このロゴのポスターを作る際には、凸版印刷株式会社にお世話になりました。多分、無償ボランティアで印刷してくれるようにお願いに行ったのだと思いますが、黒い人の形の中にいろんな色が入っているので、7回刷る必要があったそうで、最初はしぶっていらっしゃいました。ごく当然のことです。しかし、何とか引き受けていただき、当協会の担当者が印刷の現場にも立ち会いました。少しでもずれると刷り直し。それが延々と続き、最後はこちらが「もうこれでいいです」と言ったのですが、先方は「いいえ、もう一回やらせてください」と言って、納得がいくまで頑張ってくださいました。
フィランソロピー(Philanthropy)とは人類愛が語源です。そして、人はいろいろ。まさに「多様性を大切にしよう」という意味がこもったデザインです。制作にも、リクルート社、デザイナー、凸版印刷はじめ、みなさんの共感で作り上げました。2021年、フィランソロピー始動30周年を迎え、このロゴが体現するように、一人ひとりを大切に、一人ひとりの力を信じて、更なる共感を作りだしていきたいと思います。