「カッコ好い大人になるのだ」勉強会

2023.3.28 開催終了

Latest Update：2023.04.07

開催ご報告

～日本初の独立系直販投信「さわかみファンド」創設者・澤上篤人さんに学ぶ
カッコ好い大人のための、そして カッコ好い大人をめざす人のための 勉強会～

◆ 開催ご報告

2023年3月28日（火）、澤上篤人さんに学ぶ「カッコ好い大人になるのだ」勉強会を開催しましたところ、定員いっぱいの約50名のみなさまにお集まりいただき、盛会のうちに無事終了しました。以下、当日の様子をご報告いたします。

＜澤上篤人さんに学ぶ＞

聞き手の濱松誠さん（ONE JAPAN 共同発起人・共同代表／写真左）からは、澤上篤人さんの今日に至るまでのチャレンジの数々について、率直な感想を交えながらの質問が続きました。澤上さんが考える「カッコ好い大人」とは？との直球の問いに、

・「人間はみんな本来カッコ好い、一生懸命まじめに働いてお金を稼いで生きているのだから」と、まずはシンプルな回答。

その上で、

・「自助自立」が大切であり、国、行政、会社に頼ろうとするからおかしくなる。

・長期投資にこだわるのは、一生懸命に仕事をしている間に「お金にもコツコツと働いてもらい」、夢を持ちながら将来を作っていけるから。

澤上さんが、日本初の独立系直販投信「さわかみファンド」を創設した際には、

・自分たちは、そこそこで良い。質実剛健をモットーに、余ったお金で「世の中のために徹底的に贅沢にお金を使おう」と決意。

そして、「オペラ芸術振興財団」や「お金を回そう基金」などの財団設立を通じて芸術や福祉への支援を果敢に実践するまでを、さまざまなエピソードを交えながらお話しいたきました。まさに「かっこ好い大人」ここにありでした。

最後に、会場にお集まりのみなさんからのたくさんの質問にも答えていただきました。澤上さんのお話に思わず笑ってしまったり、考えさせられたりと、聞き手の濱松さんとの掛け合いの中、会場が澤上さんのお話にどんどんと引きこまれて行くのを感じる勉強会でした。

＜懇親会＞

澤上篤人さんの乾杯の音頭で始まり、軽食や飲み物を片手に、ご参加のみなさま同士で語らいながら楽しいひと時を過ごしていただきました。実は、この日「3月28日」は澤上さんのお誕生日。当協会理事長・髙橋陽子より花束をプレゼントしました。そして、澤上さんからは、当協会の事業「誕生日寄付」にご寄付をいただきました。澤上さんは「誕生日寄付」の賛同人でもあります。寄付先は、いま困難な状況にいる子どもたちを支援する団体です。

【中央】澤上篤人さん
【左】＿濱松誠さん
【右】＿髙橋陽子

株式会社さわかみホールディングス代表取締役
ONE JAPAN 共同発起人・共同代表
公益社団法人日本フィランソロピー協会理事長

ご参加のみなさまからは、「とても刺激になった」「たくさんメモをとりました」「澤上さん、すごくかっこいい」。「濱松さんの軽妙な対応ですごく聞きやすかった。濱松さんもかっこいい」などのご感想をいただきました。
澤上さんは、努力の人であり、夢や強い意思を持ちながら、本来の人としてのあり方にブレがなく、そのシンプルさが本当にカッコ好くて、人は惹きつけられるのだと感じました。そして、カッコ好い大人が増えることで、子どもたちの未来に希望を与えられることを改めて確信しました。

ご参加いただいた方、ご協力いただいた方、本当にありがとうございました。

（担当：関根美穂記）

◆ 開催ご案内

日本人は、明治以降、過度に行政や企業に依存してきた感があります。そろそろ、個人として、自分の暮らしだけでなく、社会への責任をどう果たすかを考える時期に来ているのではないでしょうか。

一般生活者の財産づくりのために設立され、現在、3,476億円の純資産、11.7万を超える口座を有する「さわかみファンド」。創設者の澤上篤人さんは、長期投資の先の「カッコ好くお金をつかう先に広がる世界」を世に示すべく、その実践モデルを次々と形にしています。2009年さわかみ一般財団法人設立。その後、2014年に公益財団法人さわかみオペラ芸術振興財団、2015年に公益財団法人お金をまわそう基金を設立し、社会貢献も積極的に展開しています。

今回の聞き手は、ONE JAPAN 共同代表の濱松誠さん。大企業の若手・中堅社員を中心とした50社3,000人の企業内有志団体が集う実践コミュニティを運営しています。これから愉快に仕事をし、社会も変えていきたい若者から見て、長期投資×社会変革の神髄は何なのか？　率直な疑問をぶつけながら、面白い対話が生まれてきそうです。

一般の人たちがまじめに働きながら幸せになり、社会もよくするためにはどうすればいいのか、どんな方法があるのか、おふたりの対話と、その後の懇親会での参加者間のネットワーキングを通して、そのヒントと未来への希望を持って帰っていただきたいと思います。

日本フィランソロピー協会が主宰する誕生日寄付事業の賛同人でもある澤上篤人さん。当日は澤上さんの誕生日にあたります。。。
奮ってご参加ください。

日時：

2023年3月28日（火）18:30～21:00（18:00開場）

会場：

株式会社さわかみホールディングス会議室
＜所在地＞東京都千代田区一番町29番地2 進興ビル２階
＜最寄駅＞東京メトロ ●半蔵門線「半蔵門駅」４番出口徒歩３分
＜案内図＞ Google Map をご参照ください。

定員：

50名

プログラム：

18:30～19:30 澤上篤人さん勉強会（聞き手：濱松誠さん）
19:30～21:00 懇親会（軽食をご用意します。）

講師：

「大人らしい大人って、最近あまり見かけないよね。
だったら、皆さんがカッコ好い大人を目指せばいい。
それには、本物の長期投資で経済力をつけていきつつも、
自分自分で小さくいきるのではなく、
世の中にお金をまわせる大きな人間になっていくのだ。
始めてみれば判る。なにも難しいことはない。
カッコ好い大人になってやるぞ、という思いを大切に、
いまできることから一歩ずつ進めていくうちに、
結構できてしまっている感じだよ。」　＜澤上篤人さん＞

澤上篤人（さわかみあつと）さん
株式会社さわかみホールディングス代表取締役

＜プロフィール＞
1947年3月28日生まれ。
1971年から74年までスイス・キャピタル・インターナショナルにてアナリスト兼ファンドアドバイザー。その後、1980年から96年までピクテ・ジャパン代表を務める。 1996年にさわかみ投資顧問（現さわかみ投信）を設立し、1999年には「さわかみファンド」を設定。日本における長期運用のパイオニアとして熱い支持を集めた。

現在は、成熟経済における経済活性化のカギとなる「カッコ好いお金の使い方」のモデルとなるべく、一般財団法人さわかみ財団、公益財団法人さわかみオペラ芸術振興財団、公益財団法人お金をまわそう基金の代表として文化・芸術、日本の伝統・地域・自然、スポーツ、子ども支援の各分野において、「より良い世の中づくり」に取り組んでいる。

聞き手：

＜聞き手＞

濱松誠（はままつまこと）さん
ONE JAPAN 共同発起人・共同代表

＜プロフィール＞
1982年京都生まれ。
2006年パナソニックに入社。海外営業、人事、（パナソニック初となる）ベンチャー企業出向、家電の新規事業を担当。本業の傍ら、2012年、個人・組織の活性化と共創をねらいとした有志の会「One Panasonic」を立ち上げる。

2016年に同世代の同じ課題意識を持つ者たちを集め、「ONE JAPAN」を設立、代表に就任。挑戦の文化をつくるべく、共創、リーダー育成、意識調査・提言などを行う。現在50社約3000人。

2018年パナソニックを退職し、2019年から約1年間、夫婦の夢だった世界一周の旅へ。帰国後は、ONE JAPANの活動に加えて、企業の人材・組織開発、越境人材コミュニティの支援・伴走を行う。1歳の娘の父。尊敬する人は母親。

日経ビジネス「2017年次代をつくる100人」に選出。経済同友会「未来選択会議」メンバー。ONE JAPANとして「仕事はもっと楽しくできる」（2018年プレジデント社）、「大企業ハック大全」（2021年ダイヤモンド社）を上梓。

お問い合わせ：
事務局：

公益社団法人日本フィランソロピー協会
担当：宇都宮晴子（うつのみやはるこ）、関根美穂（せきねみほ）
TEL： 03-5205-7580　FAX： 03-5205-7585　Emailはこちらから。

特別セミナー「カッコ好い大人になるのだ」勉強会ご案内おわり

受付開始：2023.03.08
受付終了：2023.03.24
開催終了：2023.03.28
開催報告：2023.04.05
最終更新：2023.04.07