

◆ 一般部門
ニック・マッセーさんは、1962年カナダのバンクーバーに生まれ、同地で育った。国際的な引っ越し会社をカナダで起業し、1998年に来日以来、会社代表として東京で暮らしている。2002年に明治神宮の花火の見える代々木のマンションに転居したのをきっかけに、自宅に約100名ものゲストを招いて「花火パーティー」と銘打ったチャリテーパーティーを10年以上にわたって続けている。
高橋愛子さんは、1928年に松本市の和菓子店に生まれ、小さい頃から父が卵焼きを作る姿を見て育った。23歳で嫁いだ農家は、自宅の広間で冠婚葬祭を行うことが多く、卵焼きはそのおもてなしに欠かせない料理だった。高橋さんの卵焼きは次第に近所で評判となり、地元の祭りや住民の集まりがある度に、頼まれるようになった。
和知知明さんは、1964年に川崎市で生まれた。栃木県上三川町でラーメン店「らー麺藤原屋」を経営している。東日本大震災の際には、ラーメン店も被災したが、自分でできることは食べ物の支援だと考え、震災後10日目に「ビッグパレットふくしま」(郡山市)で2,100食のラーメン炊き出しを行った。その年の7月に、被災地支援ボランティア活動を通じて知り合った倉谷昌良さん(Tシャツ制作自営業)から、和知さんの独特な書体のデザインをTシャツにして売ってみたらと提案されて誕生したのが通称「和知ちゃりT」である。
文部科学省 大臣官房審議官 永山賀久 氏 |
国立民族学博物館 民族文化研究部 教授 出口正之 氏 (本賞創設から第9回までの選考委員長) |
選考委員/富士電機株式会社 野田清信 氏 |
![]() ニック・マッセーさんへ 浅野史郎会長から 『まちかどのフィランソロピスト賞』 を贈呈 |
![]() 『特別賞』 を贈呈 |
![]() 『特別賞』 を贈呈 |
立川市立立川第七中学校へ 文部科学省代表から 『文部科学大臣賞』 を贈呈 |
![]() 佐藤英里さんへ 高橋陽子理事長から 『奨励賞』 を贈呈 |
山口県立華陵高等学校へ 高橋陽子理事長から 『奨励賞』 を贈呈 |
ニック・マッセーさん |
高橋愛子さん |
![]() 和知知明さん |
立川市立立川第七中学校 |
![]() |
山口県立華陵高等学校 |
