<贈呈理由>
同社は2005年より、社員による手作りの教材を使った子ども向け金融経済教室を全国で開催している。お金の流れや役割、働くことの大切さを子どもたちが主体的に学べるプログラムで、これまでに1,750回開催し、のべ28,700名の小学生が参加した。
2003年の公的資金注入、2004年度の黒字化を経た同社の社員から出た「何か社会へ恩返したい」という声から生まれた本プログラムは、最初は有志による小さな取組みであったが、現在では全国200か所以上の支店で1,000名以上が講師としての一定の水準を保ち、地域の企業や団体と連携しながら全社を挙げて展開されている。
経営陣と一般の社員が同じ志を持ち、次世代を担う子どもたちを育む活動を「企業フィランソロピー大賞」として高く評価したい。