第15回企業フィランソロピー大賞
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選考委員 による書類審査およびヒアリング選考を経て、次のとおり贈呈先(受賞企業)が決まりました。
プレスリリースは、こちら をご覧ください。
贈呈式 は、2018年2月27日(火)にプレスセンターホール(東京都千代田区)にて開催しました。
企業15贈呈式記念写真
◆ 企業フィランソロピー大賞
アサヒグループホールディングス株式会社 アサヒグループホールディングス株式会社のサイトに移動します。
<贈呈理由>
 
同社では、グループ社員有志が、児童養護施設へ定期的に訪問する活動を1997年より実施している。子どもたちが施設へ入所する理由は様々だが、6割程度が虐待であり、彼らが大人と触れ合うことで愛情を感じ、社会性を身に着けることを目的としている。継続的かつ適切に子どもたちと触れ合い、向き合うことを大切にし、それぞれの施設に合った様々なイベントが社員の手作りで実施されている。20年間で延べ6,258名の子どもたちが参加した。
 
社会的養護の必要な子どもの課題がまだそれほど一般的でなかった時代に、社員による自発的な活動が社内で認められ、事前研修などの人材育成の枠組みを構築しながら、グループ全体のプロジェクトとして発展させていることを高く評価し、「企業フィランソロピー大賞」を贈呈する。
◆ 企業フィランソロピー賞 ≪はたらく幸せ賞≫
合同会社西友 合同会社西友のサイトに移動します。
<贈呈理由>
 
同社は、2013年より「特定非営利活動法人育て上げネット」と連携し、低所得世帯の若年無業者に対して就労支援プログラムの無償提供、店舗での職場実習、交通費支給など、一連の若者就労・応援パッケージ「西友パック」を実施している。活動開始から現在まで57名の若者が参加し、51名が実際の就職へとつながった。
 
子どもの貧困や若年無業者の増加が社会問題化する中、同社の取り組みは具体的な課題解決への道筋を示すものとして評価したい。
◆ 企業フィランソロピー賞 ≪とびたて若者賞≫
セリエコーポレーション セリエコーポレーションのサイトに移動します。
<贈呈理由>
 
同社は、24名の鳶職が所属する建設会社。児童福祉施設や司法関係施設(少年院、鑑別所、刑務所)を出た後、頼れる家族や行き先のない青少年約60名を、2005年から受け入れて来た。施設から出たばかりの若者に社員寮を提供し、寮母や先輩社員が、仕事だけでなく、食事や生活習慣についてもサポート。現在は11名が在職している。2016年には鳶職以外の職を紹介するための「特定非営利活動法人なんとかなる」を設立し、他業種の企業や団体との連携の輪を拡げている。困難を抱える若者たちの自立を支え、支援する親身で共感を呼ぶ活動を称えたい。
◆ 企業フィランソロピー賞 ≪地域の未来創生賞≫
全国信用協同組合連合会 全国信用協同組合連合会のサイトに移動します。
<贈呈理由>
 
社会貢献カード「しんくみピーターパンカード」は、1996年に同連合会と株式会社オリエントコーポレーションが共同開発したもので、カードの利用利益の一部が寄付金の原資となる。寄付金は利用額に応じて全国の信用組合に還元され、独自に地元の児童・青少年支援関連団体を選定し、寄付が行なわれる。地元の経済を支える信用組合の職員と組合員が、カードを通じ、子どもたちの暮らしの向上のために長年にわたり貢献している。地域の未来を創るため、それを支え続けている同連合会の功績を評価したい。
◆ 企業フィランソロピー賞 ≪地球を守る緑のカーテン賞≫
日立化成株式会社 日立化成株式会社のサイトに移動します。
<贈呈理由>
 
同社では、2006年より「グリーンカーテン活動」(壁面緑化)を通した環境意識の向上に努めている。2005年京都議定書発効を受け、浪江日立化成株式会社がCO2排出量削減対策として実施したところ、実質的・心理的に効果があったことから、グループ拠点へ展開。現在では、海外4か国7拠点を含めた32拠点で実践されている。事業所だけでなく、学校を含む国内200か所以上の公共施設、東日本大震災被災地での普及に力を入れ、海外では地元政府に評価されている。地球を守るための活動の確かな広がりを称え、さらなる環境保全活動の発展を期待したい。
 
贈呈式 プレスセンターホールのサイトに移動します。
第15回実施要項
2017年9月15日(金)
ご応募用紙送信フォームに進む ご応募用紙をダウンロードできます。
 
委員長 武田 晴人  東京大学名誉教授
    岩田 喜美枝 公益財団法人21世紀職業財団 会長
    佐藤 雄二郎 株式会社共同通信社 代表取締役社長
    渋澤 健   コモンズ投信株式会社 取締役会長
2017年12月(予定)
2018年2月27日(火) 15時からプレスセンターホール(東京都千代田区内幸町)にて
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