● 主催者あいさつ 13:00〜13:10● 基 調 講 演 13:10〜14:00
タケカワ ユキヒデ 氏 (音楽家)
「ノーバディーズ・パーフェクト 〜 子育てを通して、家族も地域も共に成長しよう〜」 「子育て」は、同時に「親育て」であると言われています。核家族世帯、共働き世帯の増加、 地域での人間関係が希薄になっている現代においては、子どもを地域の宝として支えあうことを通して、 地域社会全体が温かな関係を取り戻していく機会にもなっているようです。子どもたちは大人にどんな気づきを与え、 また、そうした子どもの声に大人はどう応えていけるのでしょうか。子どもを産み、育てることに喜びを感じられる社会を創り、 子どもの健やかな成長を支えていくために、私たちにできることについて、ご自身の子育てに関するエピソードなどを含めつつ、 お話いただきます。 <プロフィール> 1952年生まれ。音楽大学教授の父を持ち、5歳からバイオリン、10歳から作曲を始める。1 975年東京外国語大学在学中にソロアーティストとしてデビュー。翌76年にゴダイゴ結成。 ボーカルと作曲を担当し「ガンダーラ」「モンキーマジック」「銀河鉄道999」「ビューティフルネーム」 などの数多くのヒット曲を生む。現在は音楽活動のほか、小説・エッセイなどの執筆活動、テレビ・ラジオ番組 への出演や講演、コンサート活動と幅広く活躍中。一男四女の父親としても知られ、1999年に「ベストファーザー賞」 を受賞。著書に「娘を持つ父親のための本」(集英社)がある。 オフィシャルホームページhttp://www.mediatv.ne.jp/musicpro/takekawa/ ● 基 調 報 告 14:00〜14:20
度山 徹 氏 (厚生労働省 雇用均等・児童家庭局総務課
少子化対策企画室長) 「少子化の現状と次世代育成の取り組み 今後の展望について」 世界的に見ても急速に進行する少子化と、昨年から本格的に スタートした次世代育成支援の取り組みに関して、 現状や今後の展望、 特にNPO・地域・企業との協働によって期待することなどをお話しいただきます。 ● 分 科 会 14:30〜16:30(4分科会)※ 詳細はこちら● 全 体 会 16:45〜17:45
4分科会のコーディネーターによるパネルディスカッション
各分科会の内容報告および質疑応答 など ● 交 流 会 18:00〜19:00
企業・NPO・行政など、参加者の皆さんが一堂に会する場 となります。情報交換、ネットワークを広げる機会として ぜひ参加下さい。 |
● 分科会@ 子育て支援 〜育児参加の裾野を広げる 合計特殊出生率が1.29人と過去最低を記録し、親、子ども双方に対する物心両面の支援が 求められています。子どもを育てる親を支え、子ども自身の健全な育ちを促進するために、 社会全体のあり方の問題として捉え直すことが不可欠となっています。環境整備をトータル に捉え、緊急を要する課題解決に向けて何が必要かを考える場とします。
【コーディネーター】
早瀬 昇 氏(社会福祉法人大阪ボランティア協会 理事・事務局長) 学生時代からさまざまなボランティア活動に参加し、阪神・淡路大震災の 際には、現地に一般市民公開型のボランティアセンターを開設。各分野 における企業とNPOの協働を推進 【パネリスト】 阿須賀 芳恵 氏 (株式会社フラウ 主婦生活総合研究所 中国・四国支局 支局長 副編集長) 求人情報誌製作会社にて、営業の仕事をした後、出産で退職。夫の 転勤による転居を繰り返すが、育児情報誌の副編集長を務めるなど、 三児の育児をしながら在宅ワークでの起業を果たす。 多田 千尋 氏(NPO法人グッドトイ委員会 理事長) TBSラジオ子ども電話相談室回答者としても知られる。子どもの福祉 文化論及び世代間交流、子育て支援などに取り組む。 また、おもちゃコンサルタントを全国に1500人養成。 中橋 恵美子 氏(NPO法人わははネット 代表) 三児の母として子育てを体験する中で、仲間が必要だと思い、 子育てサークルを発足。子育て情報誌を発行。母親達からの声に答え、 企業等と協働した子育て支援に取り組む。 松田 聡子 氏(松下電器産業株式会社 女性躍進本部 事務局長) 同社入社後、管球商品の商品企画や市場調査を担当。01年度女性 かがやき本部発足時より現職。男女が共に輝く松下電器の実現を目指 し、女性社員の活躍推進への取り組みを手がける。 |
● 分科会A 子どもの健全育成 〜学ぶ心を育て、成長を支える
「自分とは何か」を求め、「自分らしさ」を探す思春期から青年期に、子どもたちが学校や地域社会で、 多様な人とのかかわりの中で、自立心や他者を尊重する心を養っていくために、どのような取り組みが可能でしょうか。 地域資源を活用した機会づくり、場づくりを考えます。
【コーディネーター】
深尾 昌峰 氏(NPO法人きょうとNPOセンター 常務理事・事務局長) 98年にきょうとNPOセンター設立と同時に事務局長就任。市民活動の基盤 整備に奔走。現在、京都市市民活動総合センターセンター長、京都府参与 (NPO協働推進担当)も兼務。 【パネリスト】 大場 孝弘 氏(財団法人京都ユースホステル協会 ユースワーカー) 京都市の青少年活動センターやユースホステルなどでボランティアをする 多くの青少年と関わる。「若者の居場所づくり」事業、多文化共生の視点で の青少年の自立を支援。 春井 徹郎 氏(大阪ガス株式会社 総務部いきいき市民推進室 室長) 同社入社後、供給部門、製造所建設、未来資源研究所、人事部(採用)などを 経て現職。社会貢献担当部門で、社員ボランティア活動の推進、NPOと協働 した助成事業などを立ち上げる。 開 敏之 氏(兵庫県教育委員会 義務教育課 主任指導主事兼中学校教育係長) 中学校教諭を経て現職。中学生が地域の人々の協力を得ながら様々な体験 をする「トライやるウィーク」を推進。学校・家庭・地域社会の連携による 子どもの健全育成を目指す |
● 分科会B 国際化と子ども 〜外国人と日本人の子どもが共に育ちあう環境づくり〜 日本に居住する外国人の数は、人口の1.2パーセントを超え、今後も増加する傾向にあります。多様性を受け入れ、活力にしていくために、子ども時代にどのような気づきや経験が必要なのでしょうか。 外国人/日本人の子どもが共に育ちあい、成長し合える関係づくりを考えます。
【コーディネーター】
有田 典代 氏 (NPO法人関西国際交流団体協議会 事務局長) 新聞記者を経て97年から現職。記者時代からインドシナ難民や外国人留学 生、国際結婚、在日朝鮮・韓国人問題に関心を持ち様々な活動に参加。 国際交流・国際協力に関する協働を推進。 【パネリスト】 柴崎 敏男 氏(三井物産株式会社 広報部社会貢献室 シニア・フィランソロピー・スペシャリスト) 同社入社後、鉄鋼部門を経て96年より広報部勤務、00年より社会貢献を 担当。04年より在日ブラジル人子弟支援として、在日ブラジル人学校支援、 公立校通学児童向け教材開発、不就学青少年への支援等に携わる。 吉富 志津代 氏(NPO法人たかとりコミュニティセンター常務理事 多言語センターFACIL/ワールドキッズコミュニティ 代表 ) 在神戸アルゼンチン総領事館、在神戸ボリビア名誉総領事館秘書などを 経て、阪神・淡路大震災後は、外国人救援ネットのメンバーとして活動。 外国人コミュニティの自立支援活動に従事。 坪内 好子 氏(大阪市立阿倍野中学校 帰国した子どもの教育センター校 日本語・適応指導担当) 帰国、来日等の子どもおよび保護者、外国児童受入校への教育相談、指導 を行なう「帰国した子どもの教育センター校」の日本語・適応指導担当 教諭として、1996年より従事。 |
● 分科会C 地球環境と子ども 〜共に学びあい、豊かな地球環境を次世代に手渡す 地球環境の保全は、大人、子どもを含めた私たち一人ひとりの意識変容、行動変容にかかっています。 とりわけ、幼少期から青年期における教育や体験は、環境保全に対する理解を深めることに大きな役割を果たします。 共通目標に向け、大人が果たすべき役割を考える場とします。
【コーディネーター】
狭間 惠三子 氏 (サントリー次世代研究所 課長) (子どもと若者に焦点をあて、子ども自身、家庭、次世代をとりまく社会 についての調査・研究に取り組む。環境NPOの理事を務めるなど環境 教育にも造詣が深い。 【パネリスト】 上山 静一 氏(イオン株式会社 環境・社会貢献部部長)) イオングループ約400店舗における環境対策、地域社会への環境 教育、社会貢献活動を提案。「イオンこどもエコクラブ」や店舗を環境 学習の場に提供するエコエコお店探検隊などを推進。 小川 雅由 氏(西宮市環境都市推進グループ グループ長 NPO法人こども環境活動支援協会LEAF) 市民・事業者・行政の協働による「こども環境活動支援協会」の発足に携 わる。西宮市を中心に、子どもたちの自主的な環境活動を支援するために、 様々な事業を展開。 北村 理恵 氏(宝酒造株式会社 環境広報部環境課) 同社社会貢献プログラム「お米とお酒の学校」の立ち上げから関わる。NPO との協働、社員ボランティアへの働きかけなど、地域社会と社内のパイプ役 として奔走。 |
【後援】
厚生労働省、日本経済団体連合会、大阪商工会議所
関西経済連合会、関西経営者協会、京都経営者協会
兵庫県経営者協会、全国社会福祉協議会、大阪ボランティア協会
関西国際交流団体協議会、きょうとNPOセンター、市民活動センター神戸
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