● 主催者あいさつ 13:00〜13:10● 基 調 講 演 13:10〜14:00
岩田 喜美枝 氏(株式会社資生堂 取締役執行役員)
「次世代育成支援 −企業の役割、地域社会との協働−」 今日、日本社会においてなぜ次世代育成支援が求められているのか。また、企業にとってなぜ次世代育成支援をすることが必要なのか、よりよい成果を出すための企業とNPOとの協働の可能性など、行政と企業経営の経験をふまえてお話します。 <プロフィール> 東京大学教養学部卒、1971年労働省入省。03年、厚生労働省雇用均等・児童家庭局長を最後に退官。32年にわたる労働行政 では、働く女性への支援(男女雇用機会均等法や育児・介護休業法の 制定・改正等)、ILO(国際労働機関)日本政府代表を務める等、国際 労働問題に多く関わる。03年12月、(株)資生堂に入社、04年から取締役 執行役員。執行役員として、04年4月からCSR部長を経て、05年4月 からH&BC事業担当(健康食品)、国内アウトオブ資生堂事業担当。 経済同友会会員、東京商工会議所「企業の社会的責任委員会」委員、 NPO法人ユニフェム日本国内委員会理事、映画「ベアテの 贈りもの」製作委員会事務局長 ● 基 調 報 告 14:00〜14:20
度山 徹 氏 (厚生労働省 雇用均等・児童家庭局総務課
少子化対策企画室長) 「少子化の現状と次世代育成の取り組み 今後の展望について」 世界的に見ても急速に進行する少子化と、昨年から本格的に スタートした次世代育成支援の取り組みに関して、 現状や今後の展望、 特にNPO・地域・企業との協働によって期待することなどをお話しいただきます。 ● 分 科 会 14:30〜16:30(4分科会。各定員は60名)※ 詳細はこちら● 全 体 会 16:45〜17:45
4分科会のコーディネーターによるパネルディスカッション
各分科会の内容報告および質疑応答 など ● 交 流 会 18:00〜19:00
企業・NPO・行政など、参加者の皆さんが一堂に会する場 となります。情報交換、ネットワークを広げる機会として ぜひ参加下さい。 |
● 分科会@ 子育て支援 〜育児参加の裾野を広げる 合計特殊出生率が1.29人と過去最低を記録し、親、子ども双方に対する物心両面の支援が 求められています。子どもを育てる親を支え、子ども自身の健全な育ちを促進するために、 社会全体のあり方の問題として捉え直すことが不可欠となっています。環境整備をトータル に捉え、緊急を要する課題解決に向けて何が必要かを考える場とします。
【コーディネーター】
杉山 千佳 氏 (有限会社セレーノ子育て環境研究所 代表取締役) 子どもと家庭にやさしい社会環境づくりに貢献するため、 子育て支援に関わる様々な活動のコーディネートを手がける 【パネリスト】 渥美 由喜 氏 (富士通総研 主任研究員) 研究分野は、日本・欧米諸国の少子化対策等。海外の 子育ての実態、先進的な企業の取り組みに造詣深い 佐藤 敦子 氏 (株式会社パソナフォスター 代表取締役) 事業内保育所の運営、保育所の運営委託、人材の派遣に 取り組む。東京都認証保育所協会幹事も務める 古野 陽一 氏 (特定非営利活動法人北九州子育ち親育ち エンパワーメントセンター「Bee」理事) 学生時代にITベンチャーを起業、3人の子育てを通して在宅 勤務に切り替え、社内に「子ども未来事業部」を立ち上げる |
● 分科会A 子どもの健全育成 〜学ぶ心を育て、成長を支える
「自分とは何か」を求め、「自分らしさ」を探す思春期から青年期に、子どもたちが学校や地域社会で、 多様な人とのかかわりの中で、自立心や他者を尊重する心を養っていくために、どのような取り組みが可能でしょうか。 地域資源を活用した機会づくり、場づくりを考えます。
【コーディネーター】
相川 良子 氏(渋谷区青少年教育コーディネーター) 子どもの居場所の運営や、学校内外の様々な教育の場に人材 やプログラムを紹介するコーディネーターとして活躍 【パネリスト】 瓜谷 輝之 氏(日本ヒューレットパッカード株式会社 経営企画室GPA部部長) 子どもたちの創造力を伸ばすためのパソコンソフト「スクイーク」 を使用し、小中学校で授業を行なうプロジェクトをリード 苅宿 俊文 氏(特定非営利活動法人学習環境デザイン工房 代表) 「自分らしさとの出会い」をテーマに、子どもたちへの学習支援を 展開。コンピューター等を利用した芸術・総合学習を提案 倉橋 保恵 氏(杉並区立大宮中学校 校長) 3年間を通しキャリア教育に力を入れ、20社での職場体験では、 実社会での課題を子ども自らが意欲的に調べ、発表も行なう |
● 分科会B 国際化と子ども 〜外国人と日本人の子どもが共に育ちあう環境づくり〜 日本に居住する外国人の数は、人口の1.2パーセントを超え、今後も増加する傾向にあります。多様性を受け入れ、活力にしていくために、子ども時代にどのような気づきや経験が必要なのでしょうか。 外国人/日本人の子どもが共に育ちあい、成長し合える関係づくりを考えます。
【コーディネーター】
降旗 高司郎 氏(財団法人国際文化会館 常務理事 特定非営利活動法人関西国際交流団体協議会 専務理事) 関西国際交流団体協議会や大阪国際交流センターの設立、 piaNPOの開設に尽力する等、関西の国際分野で幅広く活躍 【パネリスト】 小林 米幸 氏(小林国際クリニック院長 特定非営利活動法人AMDA国際医療情報センター理事長) 在日外国人の医療相談・診断を先駆ける第一人者。国際クリニックの現場 での経験を伝え、その現状と課題を訴える 柴崎 敏男 氏(三井物産株式会社 広報部社会貢献室) 同社入社後、鉄鋼部門を経て96年より広報部勤務、00年より社会貢献を 担当。04年より在日ブラジル人子弟支援として、在日ブラジル人学校支援、 公立校通学児童向け教材開発、不就学青少年への支援等に携わる。 長岡 富美子 氏(新宿区立大久保小学校 校長) 外国籍の子どもが6割を占める同校で、特徴をうまく活かしながら 親子日本語教室など地域を巻き込んだ授業運営を推進う 王 慧槿 氏(特定非営利活動法人多文化共生センター東京21 代表) 日本語や教科学習を通じて、外国籍の子どもたちの勉強や進路をサポート。 東京都内の外国籍児童に関する調査も実施した |
● 分科会C 地球環境と子ども 〜共に学びあい、豊かな地球環境を次世代に手渡す 地球環境の保全は、大人、子どもを含めた私たち一人ひとりの意識変容、行動変容にかかっています。 とりわけ、幼少期から青年期における教育や体験は、環境保全に対する理解を深めることに大きな役割を果たします。 共通目標に向け、大人が果たすべき役割を考える場とします。
【コーディネーター】
山崎 唯司 氏 (特定非営利活動法人 国際協力NGOセンター事務局長) (財)野鳥の会の勤務を経て、「自然環境と人との共生」に取り組む。 人口が集中する途上国で地球規模の環境保全に関わる 【パネリスト】 上山 静一 氏(イオン株式会社 環境・社会貢献部部長) 全国で展開する「イオンこどもエコクラブ」や、店舗を環境学習の場 に提供するエコエコお店探検隊など、積極的に活動をリード 志村 智子 氏(財団法人日本自然保護協会 普及・広報部 環境教育担当専門部長) 自然に関する保護・研究・教育の三分野の活動を手がける同協会で、 自然観察会のボランティア・自然観察指導員を養成 関 正雄 氏(株式会社損害保険ジャパン CSR・環境推進室長) 93年から継続するNPOとの共催による環境公開講座等、徹底的に 環境重視を貫く同社のCSR経営の取組みを先頭に立って牽引 |
【後援】
厚生労働省、社団法人日本経済団体連合会
社会福祉法人全国社会福祉協議会、東京都教育委員会、
社会福祉法人東京都社会福祉協議会、東京経営者協会
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・