メールマガジン

配信日時:2019.03.01 18:00
 
 公益社団法人日本フィランソロピー協会メールマガジン 
https://www.philanthropy.or.jp/
【毎月1日・15日発行】
 2019-03-01 
昨日、当協会主催「第16回企業フィランソロピー大賞贈呈式」が開催されました。受賞企業の皆様をはじめ、多くの方にご来場いただきましたこと、心より感謝申し上げます。
今回の贈呈式は、発表された取り組みも多彩でしたが、来場された方々がこれまでにもまして多彩だったのが印象的でした。登壇者・参加者含め、障がいのある方、外国から来られた方、若い時の困難を乗り越えた方々と同じ機会を共有できたことは大変嬉しく、まさにダイバーシティ&インクルージョンを感じることができました。私自身も、初めて視覚障がいがある方の介助をさせていただきました。これまで、福祉を学ぶ講演やイベントに参加する機会はありましたが、恥ずかしいことに実際に介助することは初めてで、本人が床に置かれた白杖を思わずご本人より先に拾ってしまい、戸惑わせてしまったことが大きな反省です。
 
当協会でも様々なイベントを実施しておりますが、今後もダイバーシティ&インクルージョンの考えを大事にした運営を心がけていきたいと思います。
(藤川祥子)

INDEX 

日本フィランソロピー協会からのお知らせ
1. 第32回フィランソロピーセミナー・大阪
 「サステナビリティ経営について考える~会計学の観点から~」
2.第43回 Stone Soup Club 勉強会
 「米国CSRの最新トレンド」
3.第33回フィランソロピーセミナー・滋賀
 「次世代につなぐまちづくりに必要な、企業、行政、地域住民の連携」
  ~アメリカ オレゴン州 ポートランドの事例に学ぶ~
4.第354回定例セミナー
 「社員の主体的参加がつくる次世代教育支援プログラム」
5.第三回寄付川柳 入選作品が決まりました
6.3月にお誕生日を迎える皆様へ 誕生日寄付 のご案内

フィランソロピーニュース
1.明治安田生命保険 チャリティーコンサートの募金を寄付
2.花王 2019年度「花王・教員フェローシップ」募集開始
3.経済産業省「健康経営優良法人2019」を発表
4.「JTの森 小菅」「JTの森 鶴岡」森林保全協定を5年間延長

各地のイベント(開催日順)
1.【東京】米中対立の行方と国際秩序の今後を世界10か国で議論する「東京会議2019」オープンフォーラム
2.【宮城】展示「星空と路 これまでの記憶、これからの記録」
3.【東京】第4回 公益財団法人日本女性学習財団キャリア支援デザイナー企画協働事業 #MeToo の先へ!ハラスメントからのキャリア再起
4.【宮城】仙台防災未来フォーラム2019
5.【千葉】フォーラム「発達障害『生きづらさを生きる』を考える」
6.【東京】国際シンポジウム「子どもの貧困と政策:日本とアメリカ」
7.【東京】「きく・かく・えがく~東京のふるさと・自然公園~」発表会
8.【東京】インテグレイテッド・ダンス・カンパニー響-Kyo 公演

 日本フィランソロピー協会からのお知らせ 

1. 第32回フィランソロピーセミナー・大阪
 「サステナビリティ経営について考える~会計学の観点から~」
環境会計の分野を代表する研究者である國部克彦氏をお迎えして、『企業現場での環境と経済の両立はいかに果たすことができるのか』について会計学の観点から論理的にご説明いただき、その後のディスカッションで『サステナビリティ経営に向けて企業としてどうあるべきか』をご一緒に考えたいと思います。

・日時:2019年3月5日(火)16:00~18:00
・会場:マルホ株式会社 大阪本社8階
・講師:國部 克彦 氏(神戸大学大学院経営学研究科 教授)
・詳細・お申込み:https://www.philanthropy.or.jp/seminar/032/

2. 第43回 Stone Soup Club 勉強会「米国CSRの最新トレンド」
今回のSSCは、アメリカン・エキスプレス社のグローバルCSR統括副社長で、同時にアメリカン・エキスプレス財団の代表であり、同社の社会貢献活動や社員参加のコミュニティ・プログラムを統括する Timothy J. McClimon 氏の来日に際し、同社の取組みに加えて、米国における注目すべき CSR の最新トレンドについてお話しいただきます。(今回は企業の方を対象としたセミナーです。)

・日時:2019年3月18日(月)16:30~18:00
・会場:株式会社博展 セミナールーム
・講師:Mr. Timothy J. McClimon
    President of American Express Foundation,
    Senior Vice President for Corporate Social Responsibility,
    American Express Company
・会費:2,000円
・詳細・お申し込み: https://www.philanthropy.or.jp/ssc/043/

3. 第33回フィランソロピーセミナー・滋賀
 「次世代につなぐまちづくりに必要な、企業、行政、地域住民の連携」
  ~アメリカ オレゴン州 ポートランドの事例に学ぶ~
 共催:STMF滋賀まちづくり会社フォーラム
全米一住みたい街と言われるオレゴン州ポートランドが、どのような仕組みで市民参加を促し、コミュニティの運営を推進しているのかを、滋賀県出身で、ポートランド在住の行政学教授・西芝雅美氏からお話を伺います。まちづくり先進都市ポートランドの事例から、滋賀県の各市が今後、さらに発展していくために、企業、行政、地域住民がどのように連携していけるかを一緒に考えたいと思います。

・日時:2019年3月20日(水)14:30~17:00
・会場:近江八幡商工会議所 会議室
・講師:西芝 雅美 氏
    米国ポートランド州立大学(PSU)
    ハットフィールド大学院行政学部 学部長 准教授
・詳細・お申込み:https://www.philanthropy.or.jp/seminar/033

4. 第354回定例セミナー
 「社員の主体的参加がつくる次世代教育支援プログラム」
当協会では、2018年度に企業の学校教育・青少年教育支援活動に関するアンケート調査を実施し、78社からご回答をいただきました。今回のセミナーでは、その結果をご紹介させていただくとともに、社員の自発的なアイデアを吸い上げて後押ししたり、全国各地の社員に活動を伝え広げるなど、次世代教育支援プログラムづくりやその実施において、社員の主体的な参加を活かし展開する2社から、担当者としての工夫や今後の課題についてお話しいただきます。

・日時:2019年3月25日(月)16:00~18:00
・会場:株式会社丹青社
・講師:川向 緑 氏
    日本オラクル株式会社 コーポーレートシチズンシップ
 
    中野 友華 氏
    株式会社ファーストリテイリング
    サステナビリティ部 ビジネス・社会課題解決連動チーム
・詳細・お申込み:https://www.philanthropy.or.jp/seminar/354/

5. 第三回寄付川柳 入選作品発表
当協会では、川柳愛好者などに、寄付への関心を高めるきっかけ作りの一環として「寄付川柳」を開催しております。第三回目の今年度は、4歳から94歳までの852名から1,567句の作品をご応募いただき、入選作品13句を決定いたしました。ウェブサイトにて、作品と作者のコメントを紹介しております。ぜひご覧ください。

第三回寄付川柳:https://www.philanthropy.or.jp/kifusenryu/

6. 3月にお誕生日を迎える皆様へ 誕生日寄付のご案内
『 いのちを思い、人を想う心を寄付に乗せて
   Thanks Birthday! & Happy Donation ! 』

当協会は、2019年1月25日より「誕生日寄付」推進事業を開始しました。困難を抱える若者を支援する団体に寄付を届け、心豊かで温もりのある社会を次世代に手渡すために、誰にもある「いのちを授かった日=『誕生日』」に、いのちに感謝し、それを寄付という形で表す習慣を広める運動です。専用ウェブサイトに登録すると、誕生日にメールで寄付の案内が届けられます。ぜひ、サイトにアクセスして、あなたのお誕生日をご登録ください。

URL:https://www.birthday-donation.jp/


 フィランソロピーニュース 

1. 明治安田生命保険 チャリティーコンサートの募金を寄付
明治安田生命保険相互会社は、「愛と平和のチャリティーコンサート2018」におけるチャリティー募金1,179,598円を、公益社団法人日本フィランソロピー協会を通じて東日本大震災被災地域の子どもたちの支援活動を行なう6団体へ寄贈しました。本コンサートは、同社の社会貢献活動の一環として2009年から毎年開催され、10年目の2018年度は、全国5か所で開催、約4,200名が来場し、募金に協力しました。

本件に関するニュースリリースはこちら↓
https://www.meijiyasuda.co.jp/

2. 花王 2019年度「花王・教員フェローシップ」募集開始
「花王・教員フェローシップ」は、特定非営利活動法人アースウォッチ・ジャパンと協働して実施するプログラムで、小学校・中学校の教員が夏休み期間に1~2週間程度、生物多様性保全に向けた海外の野外調査研究にボランティアとして参加する機会を提供します。第16回目となる2019年度は、アラスカでのラッコの調査やケニアでのゾウと農業の関連を分析する調査などの5つのプロジェクトへの参加者を3月1日より募集します。

本件に関するニュースリリース(募集要項)はこちら↓
https://www.kao.com/

3. 経済産業省 「健康経営優良法人2019」を発表
健康経営優良法人認定制度とは、地域の健康課題に即した取り組みや日本健康会議が進める健康増進の取組をもとに、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を顕彰する制度です。健康経営に取り組む優良な法人を「見える化」することで、社会的に評価を受けることができる環境を整備することを目標としています。2019年2月21日に「健康経営優良法人2019」が発表され、大規模法人部門に821法人、中小規模法人部門に2503法人が、日本健康会議より認定されました。

本件に関するHPはこちら↓
http://www.meti.go.jp/

4.「JTの森 小菅」「JTの森 鶴岡」森林保全協定を5年間延長
JTは、2019年3月末に満了を迎える「JTの森 小菅」「やまがた絆の森(JTの森 鶴岡)」の森林保全協定を延長し、2019年4月から2024年3月までの5年間において、それぞれ4期目(小菅)、3期目(鶴岡)の活動に取り組むことを発表しました。JTグループは、「環境保全」、「災害分野」、「格差是正」の三領域を重点課題とし、「環境保全」領域の「JTの森」は全国9か所で展開、自治体、森林組合等とのパートナーシップと、従業員ボランティア参加型の地域コミュニティとの交流を行なっています。

本件に関するニュースリリースはこちら↓
「JTの森 小菅」:https://www.jti.co.jp/
「JTの森 鶴岡」:https://www.jti.co.jp/

 各地のイベント(開催日順) 

1.開催地:東京都港区 
米中対立の行方と国際秩序の今後を世界10カ国で議論する
「東京会議2019」オープンフォーラム
主催:特定非営利活動法人言論NPO
「東京会議」は、言論NPOが2017年に東京で立ち上げた民間対話の舞台で、米国、日本、英国、ドイツ、フランス、イタリア、カナダとブラジル、インド、シンガポールの自由、民主主義や多国間主義などの価値観を共有する主要10カ国のシンクタンクのトップが参加を表明しています。今回の「東京会議」では、米中対立の行方と自由貿易体制や多国間 主義の未来を考察し、不安定化するリベラル国際秩序をどのように守り発展させるべきかの議論に挑みます。

・日時:2019年3月3日(日)13:30~18:00
・会場:ホテルオークラ東京 地下2階「アスコットホール」
・参加費:無料
・定員:350名/日英同時通訳
・申込み締切:2019年3月1日(金)
・詳細:http://www.genron-npo.net/

2.開催地:仙台市 
展示「星空と路 これまでの記憶、これからの記録」
主催:せんだいメディアテーク企画・活動支援室
   3がつ11にちをわすれないためにセンター
震災にまつわる事柄を記録してきた「3がつ11にちをわすれないためにセンター」の参加者による、震災から8年をむかえる今の活動や記録群の展示です。震災に対する向き合い方や関心に差が生じてきた今、人々の真摯で逞しい活動とそれらの多様な記録群を通し、これまでの記憶をふりかえり、現在をかいまみることで、これからの道のりをともに考える機会とします。

・期間:2019年3月7日(木)~4月21日(日)※3月12日(火)、28日(木)休み
・会場:せんだいメディアテーク
・入場料:無料
・詳細:https://recorder311.smt.jp/

3.開催地:東京都港区 
第4回公益財団法人日本女性学習財団キャリア支援デザイナー企画協働事業
#MeToo の先へ!ハラスメントからのキャリア再起
主催:佐藤 美礼/公益財団法人日本女性学習財団
傷ついたキャリアと心を立て直し、自分らしい人生を取り戻すために支援としてできることは何か、セクハラ申立者を孤立させず、支援の輪を広げるためには何が必要か。講演とグループシェアを通して考えていきます。

・日時:2019年3月8日(金)14:30~16:30
・会場:日本女子会館 5階 スペース We learn
・講師:佐藤 美礼氏
    NPO日本キャリア・コンサルタント協会(JCCA)理事、
    第4期キャリア支援デザイナー
・参加費:一般 1,000円、キャリア支援デザイナー 800円
・定員:15名(先着順)
・詳細:http://www.jawe2011.jp/

4.開催地:仙台市 
仙台防災未来フォーラム2019
「主役はマルチステークホルダー わたしたちが知る・行動する 防災の未来へ」
主催:仙台市
「仙台防災未来フォーラム」は、東日本大震災の経験や教訓を未来の防災に繋ぐため、セッションやブース展示、体験型イベントなどを通じて市民が防災を学び、日ごろの活動を発信するイベントです。8団体によるセッション、15団体によるプレゼンテーション、4団体によるワークショップが行なわれます。

・日時:2019年3月10日(日)9:30~17:30
・会場:仙台国際センター展示棟
・入場料:無料
・詳細:https://sendai-resilience.jp/

5.開催地:千葉県浦安市 
フォーラム「発達障害『生きづらさを生きる』を考える」
主催:社会福祉法人パーソナル・アシスタンスとも
ここ数年でよく聞かれるようになった「発達障がい」。興味や関心は増えてきても、その「生きづらさ」について十分に理解されているのでしょうか。障がい児者の地域生活支援の基礎を生み出した浅野史郎氏をはじめ、当事者、研究者、記者、精神科医など、支援の現場に関わる方々と一緒に考えます。

・日時:2019年3月10日(日)13:00~16:00
・会場:浦安市文化会館小ホール
・参加費:無料
・定員:300名
・申込み締切:2019年3月5日(火)
・詳細:https://www.patomo.jp/

6. 開催地:東京都江東区 
国際シンポジウム「子どもの貧困と政策:日本とアメリカ」
主催:首都大学東京 子ども・若者貧困研究センター
日米の最新の研究成果を子どもの貧困と政策の二つの観点「どのような地域に貧困の子どもが多いのか」「貧困の子どものある世帯に対して政策は機能しているのか」から比較共有し、一歩進んだ子どもの貧困の議論を行います。

・日時:2019年3月11日(月)13:45~18:45
・会場:清澄庭園 大正記念館
・入場料:無料
・定員:100名(事前申し込み制)
・詳細:https://ssl.form-mailer.jp/

7. 開催地:東京都新宿区  
「きく・かく・えがく~東京のふるさと・自然公園~」発表会
主催:「きく・かく・えがく~東京のふるさと・自然公園~」実行委員会
協賛:東京ガスグループ「森里海つなぐプロジェクト」
2018年11月に都内の中学生が自然公園の広がる檜原村を2泊3日で訪ね、里山で働き、暮らし、自然との関わり方を熟知している「名人」の知恵や技術、生き方などについて「聞き書き」を行いました。発表会ではそれをもとにした「物語」をプロの影絵師・音楽家が上演します。

・日時:2019年3月21日(木・祝) 13:00~16:00
・場所:東京都庁 都民ホール(都議会議事堂1階)
・参加費:無料
・定員:100名
・協力:株式会社ベネッセコーポレーション 進研ゼミ中学講座
・詳細:http://www.kankyo.metro.tokyo.jp/

「きく・かく・えがく」についてはこちら↓をご参照ください。
https://www.kikigaki-jr.net/

8. 開催地:東京都豊島区  
インテグレイテッド・ダンス・カンパニー響-Kyo 公演
主催:クリエイティブ・アート実行委員会
インテグレイテッド・ダンス・カンパニー響-Kyoは、2014年に車いすを利用するダンサーを交え、多様な身体性を活かして新しい舞踊表現を拓いていくべく設立されました。6回目となる本公演では、英国で活躍する Athina Vahla 氏、国内で新進気鋭として知られる黒須育海氏の振り付けによる2作品を上演します。

・日時:2019年3月30日(土)18:00開演/31日(日)15:00開演
・場所:東京芸術劇場シアターイースト
・入場料(全席自由):一般       前売り3,500円/当日4,000円
           学生・障害者割引 前売り3,000円/当日3,500円
・詳細:http://www.musekk.co.jp/

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公益社団法人 日本フィランソロピー協会
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TEL: 03-5205-7580 FAX: 03-5205-7585
URL: https://www.philanthropy.or.jp
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