Date of Issue:yyyy.mm.dd
Date of Issue:yyyy.mm.dd
配信日時:2020.04.15 16:00
公益社団法人日本フィランソロピー協会メールマガジン
https://www.philanthropy.or.jp/
【毎月1日・15日発行】
【毎月1日・15日発行】
2020-04-15
当協会機関誌『フィランソロピー』の連載コラムに、国立民族学博物館教授・出口正之氏による「寄付探訪」があります。2020年4月号のタイトルは、「感染症とフィランソロピー」。寄付の原点ともいえる感染症と寄付の歴史について書いていただきました。コラムの最後は「この人類に与えられた試練を、人類愛(フィランソロピーの語源)の発露によって乗り越えていくことに期待したい」と結んでいます。改めて、感染症に向かい合ってきた人間の歴史を思い、支えあい助け合いなが
ら、この難しい時期を皆で乗り越えてまいりましょう。
(近藤尚子)
■ INDEX
◆日本フィランソロピー協会からのお知らせ
1. CSR基礎講座2020
◆フィランソロピーニュース
1. 北良株式会社 医療的ケア児らの家庭にマスク配布
2. SOMPO環境財団『CSOラーニング制度』
大学生・大学院生の環境NPO・NGO長期有給インターンシップ参加者募集中
3. 「ゆうちょ エコ・コミュニケーション」環境保全団体の13団体に寄付
4. サントリー~チャレンジド・チルドレンの音楽鑑賞を支援~
ストラディヴァリウス・コンサート2020開催
5. みずほフィナンシャルグループ、損保ジャパン、明治安田生命、第一生命
全国107万人の新小学1年生へ「黄色いワッペン」を贈呈
6. クラレ 令和初の小学1年生、将来の夢を調査
◆新型コロナウイルス感染拡大に対する支援
1. 海外にルーツを持つ子どもたちのためのオンライン日本語学習ルーム等の開設
2.こども食堂の活動を支えるための「新型コロナウイルス対策緊急プロジェクト」
3.余っているマスクを介護施設へ寄付の特設サイトオープン
4.クラウドファンディングによる新型コロナウイルスサポートプログラム
5.新型コロナウイルス感染症:拡大防止活動基金
6.学校給食休止にともなう 食べて応援!学校給食キャンペーン
7.みんかふぇ 学校休校に伴いお弁当配食を実施中
◆在宅で楽しめるプログラム
1.古典をテーマとする学校「ほぼ日の学校」オンラインクラス
2.春休みの自由研究
3.子ども向けプログラム「JFAチャレンジゲーム」
4.自宅で過ごす子どもと大人向けの「カタリバオンライン」
5.JACST 臨時休校対応特別企画/科学技術の面白デジタルコンテンツ
6.500冊を無料配信~谷川俊太郎や井上靖の名作にふれる機会を~
7.公開できなかった展示会を動画で公開
◆募集
1.チャレンジ・アシスト・プログラム(活動助成事業)募集中
2.ゴミ拾いや環境活動を「している人」と「したい人」を繋げるサイトBULE SHIP
日本フィランソロピー協会からのお知らせ
なお、第2回以降もオンラインでの開催になる場合がございます。
・テーマ:SDGs経営時代のCSRとは
・講師:関 正雄 氏
損害保険ジャパン株式会社 CSR室シニアアドバイザー
明治大学経営学部特任教授
・日時:2020年5月15日(金)16:00~18:00
・会場:ビデオ会議システム『ZOOM』を使ったオンラインで開催いたします。
【第2回】
・テーマ:CSR担当者としての留意点ABC
・講師:相良有希子 氏
阪急阪神ホールディングス株式会社 サステナビリティ推進部 課長
大日本印刷株式会社 CSR・環境部ビジネス企画推進グループ
・日時:2020年5月27日(水)16:00~18:00(開場15:30)
・会場:調整中(オンライン開催となる場合がございます。)
【第3回】
・テーマ:社員ボランティアが望むCSR担当者像
・講師:山崎直子 氏
UBS証券株式会社 ウェルス・マネジメント本部 東京第一営業本部 部長
・日時:2020年6月4日(木)16:00~18:00(開場15:30)
・会場:UBS証券株式会社(大手町)
【第4回】
・テーマ:NPO/行政とのパートナーシップで、ESG・SDGsへの取り組みを進めるために
・講師:川北秀人 氏
IIHOE [人と組織と地球のための国際研究所] 代表
・日時:2020年6月29日(月)16:00~18:00(開場15:30)
・会場:ウシオ電機株式会社(丸の内)
【第5回】
・テーマ:新たなステージを迎えるESG投資とSDGs~企業にとっての意義~
・講師:荒井 勝 氏
NPO法人日本サステナブル投資フォーラム 会長
・日時:2020年7月15日(水)16:00~18:00(開場15:30)
・会場:株式会社丹青社(品川)
【各回共通】
・参加費:各回ごと 会員:02,000円/一般:05,000円/学生:1,000円
5回通し 会員:10,000円/一般:20,000円/学生:5,000円
※参加費は当日会場受付でお支払いください。
・詳細・お申込み:https://www.philanthropy.or.jp/seminar/csr2020/
https://www.philanthropy.or.jp/magazine/
フィランソロピーニュース
1. 北良株式会社 医療的ケア児らの家庭にマスク配布 北良株式会社(岩手県北上市)は、障がいや難病のために人工呼吸器やたんの吸引などが欠かせない「医療的ケア児」や、肺や気管に病気の人のいる岩手県と宮城県に住む600世帯に対して、1世帯に50枚のサージカルマスクを無償で配布しました。
「新型コロナウイルスは呼吸器疾患や医療ケアを要する患者には、特に重症化するリスクが指摘されています。岩手県で感染者が確認されるまでは、自社の備蓄を崩さずに来たるべき時に備えていましたが、患者さんやご家族の精神的な不安も限界に来ていることを感じ、備蓄を開放し、全県での配布に踏み切りました」と発表。
機関誌『フィランソロピー』2020年2月号(No.396)の 巻頭インタビュー をご参照ください。
2. SOMPO環境財団『CSOラーニング制度』
大学生・大学院生の環境NPO/NGO長期有給インターンシップ参加者募集中 公益財団法人SOMPO環境財団(旧・損保ジャパン日本興亜環境財団)では、大学生・大学院生が、環境問題に取り組むCSO(NPO・NGO)で8か月間の長期有給インターンシップを行う『CSOラーニング制度』を運営しています。2000年にスタートした同制度は、ことしで21年目を迎え、毎年約60名が参加し、すでに1,100名を超えるOB・OGが様々な方面で活躍。現在、新年度の参加者を募集しています。
【募集人員】4地区で65名程度(関東30名、関西15名、愛知10名、宮城10名)
【活動期間】2020年6月~2021年1月までのインターン期間
および3月までのまとめの期間
【奨学金】 活動1時間あたり800円および通勤のための交通費を支給
【詳細・応募方法】募集HPの 専用申込フォーム から。
お問い合わせ先:公益財団法人SOMPO環境財団
office@sompo-ef.org/03-3349-4614
3.「ゆうちょ エコ・コミュニケーション」として環境保全団体の13団体に寄附 株式会社ゆうちょ銀行は、「ゆうちょ エコ・コミュニケーション」として、13エリアの環境保全団体に総額650万円を寄付します。
「ゆうちょ エコ・コミュニケーション」とは、ゆうちょ銀行と地域社会・地域住民の相互コミュニケーションを深め、地域社会の持続的発展に貢献することを目指し、環境保全活動に地域、住民とともに取り組む団体に寄付を行う取り組みです。寄付金は、通帳を発行しない無通帳型総合口座「ゆうちょダイレクト+(プラス)」の取り扱いなどの、ゆうちょ銀行における各種環境負荷の削減に寄与する施策における、コスト削減効果を還元するものです。
4. サントリー ~チャレンジド・チルドレンの音楽鑑賞を支援~
ストラディヴァリウス・コンサート2020開催 サントリーホールと日本音楽財団は、「ストラディヴァリウス・コンサート2020」を2020年9月10日(木)に大ホールで開催します。
日本音楽財団よりストラディヴァリウスを貸与されている世界的な演奏家が出演する同コンサートは、1998年から始まり、サントリーホールでの世界的な演奏家が一堂に会する大規模な演奏会は、今回で4回目を迎えます。
指揮者に山田和樹を迎え、14名のヴィルトゥオーゾたちとオーケストラ(東京交響楽団)との初めての共演が実現。チケット売上金のすべてが寄付され、2021年6月に開催を予定しているチャレンジド・チルドレンの音楽鑑賞を支援するためのコンサートに役立てられます。
5. みずほフィナンシャルグループ、損保ジャパン、明治安田生命、第一生命
全国107万人の新小学1年生へ「黄色いワッペン」を贈呈 株式会社みずほフィナンシャルグループ、損害保険ジャパン株式会社、明治安田生命保険相互会社、第一生命保険株式会社の4社は、毎年、新小学1年生の交通安全を願い「黄色いワッペン」を贈呈しています。2020年度は、全国の新小学1年生 に約107万枚の「黄色いワッペン」を贈呈しました。
同事業は、学校に通い始める子どもたちが「黄色いワッペン」を身につけることで交通安全に関心を持ち、保護者やドライバーの注意を喚起して、交通事故防止に役立てることを願い、1965年に誕生。贈呈枚数累計は約6,761万枚にのぼります。
「黄色いワッペン」には、交付を受けた新小学1年生を対象に交通事故傷害保険がついており、今年度の保険期間は、2020年4月1日から2021年3月31日までの1年間です。
6. クラレ 令和初の小学1年生、将来の夢を調査 株式会社クラレは、この春小学校に入学する子どもとその親を対象にアンケートを実施し、「将来就きたい職業」「就かせたい職業」を調査しました。
子どもが将来就きたい職業の1位は、調査開始以来22年連続で男の子は「スポーツ選手」、女の子は「ケーキ屋・パン屋」でした。男の子の「スポーツ選手」の内訳は、サッカー、野球に続き、ラグビーが人気。「ユーチューバー」は初のトップ10入り、「宇宙関係」(宇宙飛行士等)も11位に。女の子は「ケーキ屋・パン屋」が2位以下を大きく引き離し、ケーキ屋とパティシエが約8割。2位には「芸能人・歌手・モデル」が入りました。
新型コロナウイルス感染拡大に対する支援
主催:特定非営利活動法人青少年自立援助センター 当協会の事業「誕生日寄付」の寄付先の1つである「YSCグローバル・スクール」は、特定非営利活動法人青少年自立援助センターが運営する、海外にルーツを持つ子どもと若者のための専門的教育支援事業です。
新型コロナの影響により、全国的に、ボランティアによる日本語教室や学習支援、学校内の日本語学級などで、学びを継続できない状況が多発しているなか、YSCでは、緊急対応として2020年4月20日よりオンライン上に「日本語学習ルーム」および「教科学習自習ルーム」を開設し、YSC生徒だけでなく、全国にいる海外ルーツの子どもたちに教育機会を届ける準備を始めました。
文部科学省が子どもたちに1人1台のPCをとの報道もある一方で、WiFi等を含めデジタル環境の格差解消には時間がかかることが見込まれ、また、不就学や外国人学校の子ども、学齢超過の若者など、現時点で公教育につながっていない青少年は 対象とならないのではとの懸念があります。
そこで、全国の子どもたちに向けて緊急支援を実施していくために、以下について企業、個人からの協力を募っています。
(2)WiFiの提供(通信制限のないもの、または容量の大きいものの貸出・供与)
(3)オペレーションや家庭とのコーディネートを担当する人材配置やPC等送料など諸費用への寄付
田中宝紀 宛て info@kodomo-nihongo.com
2. こども食堂の活動を支えるための「新型コロナウイルス対策緊急プロジェクト」
主催:特定非営利活動法人 全国こども食堂支援センター・むすびえ 全国こども食堂支援センター・むすびえでは、現時点で11の企業や団体から寄付された食材約30,000食、野菜2,240キロ、アルコール製剤2,000リットル、マスク300枚を、のべ321か所のこども食堂・こども食堂の地域ネットワークへと送りました。同プロジェクトは2020年4月30日まで延長し、状況によってさらに延長も。
3. 余っているマスクを介護施設へ 寄付の特設サイトオープン
主催:株式会社プラスロボ 手作りの自前マスクで対応できる方や、市販マスクが余ってる方、または政府から支給される布マスクが2枚も必要ないという方に、今、マスクを必要としている介護施設への寄付を募っています。
4. クラウドファンディングによる新型コロナウイルスサポートプログラム
主催:CAMPFIRE イベント中止・自粛を発表したアーティストやイベント事業者、予約キャンセルが相次ぎ来店客数が著しく減少した飲食店舗・宿泊施設など、経営に大幅な支障をきたした事業者を対象とするクラウドファンディングによる支援プログラム。サービス手数料は無料に。
詳細:https://help.camp-fire.jp/
5. 新型コロナウイルス感染症:拡大防止活動基金(READYFORを通じて)
主催:新型コロナウイルス感染症:拡大防止活動基金 有志の会 新型コロナウイルス感染症の拡大防止に取り組む個人・団体・事業者・医療機関・自治体などの活動を支援するため、2020年4月3日に設立。クラウドファンディングサービス READYFOR を通じて寄付金を募ります。
6. 学校給食休止にともなう 食べて応援!学校給食キャンペーン
運営:農林水産省の委託を受けたサイト「うまいもんドットコム」 農林水産省は学校給食の取りやめで影響を受けている生産者などを支援するため、使われなくなった食品を消費者が購入できるインターネットの特設ページを開設。消費者の送料、生産者が出品する際の費用も農林水産省が負担。子ども食堂への食材提供イベントも実施しています。
7. みんかふぇ 学校休校に伴いお弁当配食を実施中(東京都葛飾区)
主催:特定非営利活動法人パルシック 学校が休校となり、日々の昼食にかかる経済的および準備の負担を軽減しようと、特定非営利活動法人パルシックが運営するコミュニティカフェ「みんかふぇ」では2020年3月5日からお弁当配食を実施。「お弁当1食おすそわ券」は、お弁当と牛乳1つがセットで1枚500円。1枚購入すれば、子ども1人のお昼代になります。パルマルシェでは、定番のフェアトレード商品に「お弁当1食おすそわ券」が付いた寄付つき商品を用意。「困った時はお互いさま」 精神で。
https://parmarche.com/
在宅で楽しめるプログラム
■1.オンラインクラス
古典をテーマとする学校「ほぼ日の学校」オンラインクラス主催:株式会社ほぼ日 オンライン・クラスには、ほぼ日の学校で行われてきたシェイクスピア、歌舞伎、万葉集講座の授業と「ほぼ日の学校スペシャル」の授業がほぼそろっている。
・参加:無料クーポンでの申込み
・詳細:https://www.1101.com/
■2.ダウンロード教材
春休みの自由研究主催:株式会社電通 電通総研「アクティブラーニングこんなのどうだろう研究所」は、2年前より研究開発を進めていた自由研究の教材を、子どもたちが自由に使える教材データとして無料公開。
■3.動画
子ども向けプログラム「JFAチャレンジゲーム」主催:公益財団法人日本サッカー協会 公益財団法人日本サッカー協会は、子ども向けプログラム「JFAチャレンジゲーム」の動画27本をJFA公式ウェブサイトで無料公開。
・詳細:めざせクラッキ!
めざせファンタジスタ!
■4.オンラインの居場所
自宅で過ごす子どもと大人向けの「カタリバオンライン」主催:認定特定非営利活動法人カタリバ 自宅で過ごす子どもたちの居場所づくりと、保護者向けの相談会をオンライン上で行なうサービスの提供。入会した子どもたちは、ウェブ会議システムを使用し、双方向でお喋りできる様々なクラブ活動やプログラムに参加できる。
・詳細:https://katariba.online/
■5.オンライン
JACST臨時休校対応特別企画/科学技術の面白デジタルコンテンツ主催:科学技術広報研究会(JACST) 全国の大学・研究機関の広報担当者有志(科学技術広報研究会)が、自身が所属する研究機関のデジタルコンテンツの中から、是非見てほしい作品を集めたサイト。大人も楽しめる、研究の最先端をお届け。
■6.電子書籍
500冊を無料配信~谷川俊太郎や井上靖の名作にふれる機会を~主催:株式会社銀の鈴社 地域の図書館も臨時休館となっているいま、語り継がれるべき名作をはじめとする優良図書に触れる機会を提供。
・詳細:https://contendo.jp/
■7.YouTube
公開できなかった展示会を動画で公開主催:東京国立博物館、東京都写真美術館 新型コロナウイルスの影響で臨時休館している東京国立博物館、東京都写真美術館が、公開できなかった展示会風景を YouTube で公開。担当者からの解説も聞ける。
・東京都写真美術館:https://www.youtube.com/
募集
主催:東京都教育委員会/東京スポーツ文化館 若者のグループが企画・提案する、社会公益につながるチャレンジな活動を支援。優秀な企画・提案には、その実現に向けて総額100万円を5グループ程度に助成。
詳細:http://www.ys-tokyobay.co.jp/
主催:BLUE SHIP 運営事務局 NPO法人海さくら 海ごみの8割は街からやってきます。全国一斉にゴミ拾いしましょう!2020年5月30日から6月8日までの「海ごみゼロウィーク」にむけて、活動を募集中。イベントを立ち上げたい人も、イベントに参加したい人も、以下をご覧ください。
詳細:https://blog.blueshipjapan.com/
◆配信お申込みはこちらから◆
https://secure.philanthropy.or.jp/
公益社団法人 日本フィランソロピー協会
〒100-0004東京都千代田区大手町2-2-1新大手町ビル244区
TEL: 03-5205-7580 FAX: 03-5205-7585
URL: https://www.philanthropy.or.jp
「メールマガジン 2020-04-15号」おわり