第436回

心躍る体験が子どもと地球の未来をつくる

企業の次世代支援のさらなる可能性を探る

主催:公益社団法人日本フィランソロピー協会  共催:株式会社コングレ

企業の次世代支援のさらなる可能性を探る

7月は次世代支援をテーマに、株式会社コングレとの共催で開催します。
近年 子どもたちの体験が乏しくなるなか、コロナ禍でさらに自然体験・生活体験など多くの体験機会が奪われ、探求心や考察力が弱まっていると言われています。対応策として「科学教育」ニーズが叫ばれていますが、人材・資金・設備不足に喘ぐ学校・教育機関等の状況もあり民間の参画が望まれています。そのニーズを受けて社会貢献策として教育プログラムを提供する企業も多く見受けられますが、同じくコロナ禍により提供を中止、休止しているところもあります。企業の教育プログラムは社会貢献として重要であることにとどまらず、従業員のエンゲージメント向上やモチベーション向上にも役立っている事例も多く、その再開や発展が望まれるところです。
刻々と変化し深刻化する社会情勢や教育課題を前提に、今あらためて、こどもたちがワクワクする、心震わす体験をいかに作れるかを、杉並サイエンスラボIMAGINUSを会場に、皆さまとご一緒に考えたいと思います。株式会社コングレのリソース(運営施設、科学者、演者 等)と皆さまのリソースを掛け合わせることで オリジナルプログラム開発の可能性も考えます。

日時:

クリックするとダウンロードできます。

2025年7月23日(水)14:00~17:00(13:40開場)

会場:

杉並サイエンスラボIMAGINUS
<所在地> 東京都杉並区高円寺北 2ー14ー13
<最寄駅> JR中央線・総武線「高円寺駅」北口から徒歩5分
<案内図> こちら をご参照ください。

定員:

先着40名


プログラム内容

14:10~14:50

会場見学
杉並サイエンスラボIMAGINUS見学

15:00~16:05

事例発表

  1. 株式会社コングレ
    杉並サイエンスラボIMAGINUSが提供する科学ワクワク体験
  2. 株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ
    社員参加の社会貢献で子どもの課題と向き合う「MUFG SOUL」
    杉並サイエンスラボIMAGINUS×金融教育の有用性
  3. セイコーエプソン株式会社
    コロナも体験格差も乗り越えて、子どもたちの夢と従業員の想いをつなぐ「ゆめ水族園」

16:15~16:55

ディスカッション
子どもたちのワクワク体験をいかに作るか考える意見交換&アイデア創出の会


会場:

IMAGINUSは、楽しみながら学べる全く新しい科学体験施設。「楽しい体験」を通じて科学への興味を呼び起こす場所となることを目指しています。複雑化した現代を生きるわたしたちにとって、科学は今や世界の仕組みを理解する入口となっています。ここを訪れる一人ひとりが科学との新しい関係性について想いを巡らし、”Science in Me”(わたしのなかの科学)と出会ってくれることを願っています。https://www.imaginus-suginami.jp
開業:2023年10月

共催:

株式会社コングレ
株式会社コングレは、MICEをトータルにプロデュースする会社です。『未来が生まれる、「場」をつくる。』を掲げ、MICEを通じて社会課題解決・地域活性化に取り組み、サステナブルな社会の実現を目指しています。 コンベンション事業では、1997年「気候変動枠組条約第3回締約国会議(COP3)」、2012年「IMF・世界銀行年次総会」、2023年「G7広島サミット」など歴史的な国際会議の運営を担当。施設運営事業では、MICE施設(直営のカンファレンスホール、指定管理者として国際会議場・展示場)と文化施設・観光施設(劇場、科学館、水族館、展望台など)を合わせ全国約90の施設を運営。施設を通じてまちづくりに参画し、地域活性化に取り組んでいます。指定管理者としての科学館運営のノウハウを活かし、科学体験施設「IMAGINUS」では、体験を通じて楽しみながら科学を学べる場を創出しています。https://www.congre.com/


参加費:

一般:5,000円
会員:2,000円
会員とは、当協会 会員企業 の役職員 および 個人会員 (年会費12,000円)のみなさまです。
学生:1,000円

  • お二人以上で参加される場合も、必ずお一人ずつお申込みください。
  • 参加費は、当日会場にて現金でお支払いください。請求書発行・銀行振込でのお支払いは、企業・団体所属の方に限ります。
  • 当日のキャンセルにつきましては、キャンセル料として参加費全額を申し受けます。すでにお支払い済みの場合も、返金や別の開催日への充当ができませんので、ご了承ください。

  

開催報告

2025年7月23日、杉並サイエンスラボ「IMAGINUS(イマジナス)」にて開催、会場(含む登壇者・関係者)30名の方にご参加いただきました。

グループに分かれてのディスカッション

(1)「IMAGINUS」見学

IMAGINUSの見学風景

閉校となった小学校の校舎の内装をリノベーションして、理科室や体育館なども面影を残しつつ活用し、ワークショップや科学体験など、楽しみながら学べる仕掛けが盛り込まれています。

(2)事例発表

小林直樹さん(株式会社コングレ IMAGINUSゼネラルマネージャー)は、科学体験ラボにエンターテインメント要素を取り入れ、「学び」を意識させることなく科学に親しめる施設運営について紹介されました。
三浦啓太さん(株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ 経営企画部ブランド戦略グループ)は、全国で約550名の社員がボランティアで講師を務める学生向け金融経済教育の取り組みを紹介されました。
また、村田詩織さん(株式会社三菱UFJ銀行 麹町支店兼麹町中央支店兼市谷支店取引先第二課)は、IMAGINUSを活用した「科学×金融」イベントを開催し、1億円の重さ体験や銀行員ごっこなど、体験型プログラムを通じて学びの機会を提供していることが報告されました。
岩間裕一朗さん(セイコーエプソン株式会社 ビジュアルプロダクツ事業部 ゆめ水族園事務局)は、プロジェクション映像技術を生かした「ゆめ水族園」を病院や特別支援学校に提供。外出が難しい子どもたちに、慣れ親しんだ場所にいながら「感性を刺激する体験」を届ける取り組みを披露されました。

(3)ディスカッション

参加者がグループに分かれ、「子どもたちの多様な体験機会を育むにはどうすればよいか」「どのようにして社員の自主的な参加を促すか」などについて意見交換。小林さんから、次世代を育成するための前提として「育成者となる大人の体験機会を増やすことが重要である」とのコメントがあり、企業支援の可能性について参加者にとって理解が深まる機会となりました。

参加者の感想

(IMAGINUSの見学について)

  • 廃校を活用した施設運営の工夫や、科学への興味を引き出す体験型コンテンツに多くの関心が寄せられ、廃校利用の好事例としても、今後の事業の参考になる見学となりました

(小林直樹さんの発表について)

  • 民間ならではの視点による施設運営やマネタイズの工夫、次世代への科学教育に対する想いが伝わる発表として、また苦労等も共感でき、理解の進む学びの多い内容となりました

(三浦啓太さん、村田詩織さんの発表について)

  • 金融機関の強みを生かした社会貢献活動や社員参画の仕組み、他組織との協働事例は大変参考になりました
  • 金融教育プログラムは将来起こり得る社会課題の解決にも貢献する取り組みであると感じました
  • 「社員の共感と参画」を体現された意義深い内容で、非常に学びの多い発表でした

多様な取り組みを学ぶ機会となり、参加者にとって大変有意義なセミナーとなりました。

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事務局:

公益社団法人日本フィランソロピー協会
担当: 宇都宮晴子(うつのみや はるこ)、三宅 玲子(みやけ れいこ)
TEL: 03-5205-7580 FAX: 03-5205-7585