東日本大震災発生から1年半が経過し、被災地での生活再建・地域産業再生に向けた官民協働の取り組みや、企業のCSR・社会貢献活動を通じた支援も、教育から農業・漁業、コミュニティ再構築など多様な分野に及んできました。
その一方で、膨大な国の復興予算が被災地以外で使われているという報道もあり、本当に必要とされる事業が進んでいるのかといった疑問の声も聞かれます。
Stone Soup Clubでは、常に現地の方々の声に耳を傾け、課題やニーズを把握し、次のアクションにつなげていきたいという思いから、継続的に東北訪問プログラムを実施しております。
昨年の宮城県(6月)および岩手県(11月)訪問は、緊急支援段階での話が中心でしたが、今回は中長期を見据えたプロジェクトの現場を見学します。
◆ 日 程
・集合:2012年10月12日(金)□午前10時30分
・集合: JR東北新幹線 「一ノ関駅」
(ご参考: 「はやて103号」 東京発 7:56→一ノ関着 10:22)
・解散: 2012年10月13日(土)□午後7時
・解散: JR東北新幹線 「仙台駅」
(ご参考: 「はやて38号」 仙台発 19:26→東京着 21:08)
◆ 訪問予定先□(現在調整中です)
≪第1日目≫
岩手県・陸前高田市
<プロフィール>
1976年静岡県掛川市生まれ。京都大学総合人間学部卒業後、2001年内閣府入り。ニート対策を内容とする「子ども・若者育成支援推進法」の制定などに携わる。2005~07年、英国大学院留学。英国ケンブリッジ大学経営学修士(MBA)、ヨーク大学政治学修士(MA)。
プライベートでも異業種交流会の立ち上げ・運営や、霞が関の構造改革にボランティアで取り組む。2011年8月1日より陸前高田市副市長。
・臨時災害エフエム放送局
民間企業5社(株式会社資生堂・キヤノンマーケティングジャパン株式会社・パナソニック株式会社・株式会社NTTドコモ・キリンビール株式会社)と総務省による臨時災害FM放送局への支援事業見学
(この事業については、
こちら をご参照ください。)
宮城県・登米市(とめし)
被災した精密機械工場が、女性従業員の継続雇用のために新規事業として高級バッグの製造に取り組んでいる現場見学
宮城県・女川町(おながわちょう)
NPOが中心となり、役場・教育委員会・学校・学習塾の講師や地域の方々・全国のボランティアらと協働で運営しているコラボ・スクール見学
<石巻市内泊>
≪第2日目≫
宮城県・石巻市(いしのまきし)
フィリップ・モリス・ジャパン株式会社が支援する高校生による居場所づくり事業見学
宮城県・亘理町(わたりちょう)
沿岸部と内陸部の住民が協働で推進する防潮林事業の現場見学
仙台市
民間企業3社(カゴメ株式会社・カルビー株式会社・ロート製薬株式会社)が協働で立ち上げて運営している遺児・孤児への奨学金給付事業について学ぶ
<JR仙台駅にて解散>
◆ 現地での移動手段
貸切バス
◆ 宿 泊
石巻市内のビジネスホテル(ツインルームでの相部屋)
◆ 参加費
35,000円
※集合から解散までの交通費、宿泊費、食費(昼食2、夕食1、朝食1)、
※団体への謝金、現地国内旅行保険料を含みます。
※集合場所までおよび解散場所からの交通費は含みません。
※お支払い方法等については、お申込みの皆さまに別途ご連絡いたします。
◆ 定 員
15名(最少催行人数10名)
◆ お申込み
受付終了
◆ お問合せ
こちら から。
担当: 加勢川佐記子(かせがわ・さきこ)