3月に開催いたしました 『障がい者スポーツを通じて共生社会を考える』 シリーズの第2回として、今回はボッチャという競技を取り上げます。ボッチャはヨーロッパで生まれた重度脳性麻痺者もしくは同程度の四肢重度機能障がい者のために考案されたスポーツで、パラリンピックの正式種目です。
今回のSSCでは、一般社団法人日本ボッチャ協会強化指導部長の村上光輝先生を講師に迎え、日本代表チームの海外遠征や国内での練習の状況などを伺います。また、日本代表選手の2名にもお越しいただき、日常のトレーニングから生活に関することまで幅広くボッチャという競技を紹介するとともに、企業の障害者スポーツへの継続的な支援はどのようなことが可能なのかを議論します。
さらに、実際のボッチャを会議室内で体験していただきます。日本トッププレイヤーの技術を間近に見ながら、ボッチャの魅力にも触れていただき、社内でできるボッチャ体験の方法も検討します。実際の体験を通して、障がいについての理解を深め共生社会について考える社内プログラム考案のきっかけにしていただければと思います。
各社の今後の社会貢献活動へのヒントを得ると同時に、SSCの協働型社会貢献活動にも繋げたいと思っております。皆様のご参加をお待ちしております。
≪ボッチャとは≫
ジャックボール(目標球)と呼ばれる白いボールに、赤・青のそれぞれ6球ずつのボールを投げたり、転がしたり、他のボールに当てたりして、いかに近づけるかを競います。 障害によりボールを投げることができなくても、勾配具(ランプ)を使い、自分の意思を介助者に伝えることができれば参加できます。 競技は男女の区別のないクラスに別れて行われ、個人戦と団体戦(2対2のペア戦と3対3のチーム戦)があります。
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一般社団法人日本ボッチャ協会 ホームページより)