東京ガス/森里海つなぐプロジェクト

Latest Update:2022.1.6
森里海つなぐプロジェクト
主催:東京ガス株式会社 公益社団法人日本フィランソロピー協会
アマモの種まき作業の報告
「森里海つなぐプロジェクト」では、海の保全活動として、東京湾内でアマモの育成をしています。2021年11月27日(土)、横浜みなとみらい地区の海辺で、アマモの種まきを行ないました。
 
これに先立つ6月13日(日)には、千葉県木更津市の金田海岸で アマモの花枝採取 を行ないました。花枝についている種を集めたのです。およそ2,600本の花枝を採取し、およそ5万2千粒の種が取れました。夏のあいだに横浜の海で種を養生し、選別した後、この日の種まきとなりました。
アマモの育成を指導してくださるのは、「ザ!鉄腕!DASH!!」(日本テレビ)でおなじみの木村尚先生が事務局長を務める、NPO法人海辺つくり研究会です。同団体のスタッフと森里海つなぐプロジェクトに資金を提供する東京ガス株式会社社員、そして、日本フィランソロピー協会の職員の総勢20名ほどで種まきを実施しました。
 
NPO法人海辺つくり研究会によると、秋から冬にかけて冷たくなった海水につかると種は発芽します。これが、この季節に種まきをする理由です。
 
6月13日をはじめ数度に分けて集めた種の総数は18万粒にも上ります。この日、参加者に配られたのはたくさんの種と紙粘土。
紙粘土をこねて押し広げると、そこに種をつけていきます。小さなお子さんの参加もありましたが、粘土遊びの要領で、楽しそうに粘土をこね、種をつけていきます。大人もみな、童心に帰って、粘土をこねます。最初は平べったく押し広げていただけなのが、慣れると星やヒトデの形にするなど、楽しみながら作業をしていきます。
こうして、次々に種をたくさんつけた紙粘土ができ上がっていきます。全部で100個ほどの紙粘土はバケツに入れて、岸で待機するダイバーに渡されました。ダイバーに海に沈めてもらうと、種まきは完了です。なお、この紙粘土は炭酸カルシウムを主な原料にしているため、海に沈めてもだいじょうぶ。

粘土に種をつけていきます
 
NPO法人海辺つくり研究会によると、3月から5月の海の透明度が高い時期であれば、いくらか成長したアマモを岸から見ることができるそうです。
来年(2022年)の6月には種をつけるくらいにアマモは成長しますが、種まき、採取、種まき、採取・・・、このサイクルを繰り返すことで、東京湾内のアマモの再生は進んでいきます。地道な取り組みですが、アマモが再生すると、地球温暖化の原因となるCO2を吸収するだけでなく、魚やカニなどの生息する場所にもなり、生物多様性の保全にもつながります。
このように、森里海つなぐプロジェクトでは、良好な海の環境を取り戻すため、2017年度からアマモ再生の取り組みを続けています。
 
同じ日に、NPO法人海辺つくり研究会などが主催して、「夢ワカメワークショップ」も開催され、東京ガス社員と日本フィランソロピー協会職員も参加しました。
こちらは、ワカメの苗を取り付けたロープを作り、竹のいかだを組んで海に浮かべ、翌年2月の収穫まで育てる試みです。森里海つなぐプロジェクトとは別の活動ですが、こちらも東京湾の環境再生を目指す取り組みのひとつとなっています。

ロープにワカメを結わえます

いかだを海に浮かべます

作業の様子をスライドでご覧いただけます。
(画像をクリックするとYouTubeに移動します。)
YouTubeスライド
「森里海つなぐプロジェクト/アマモの種まき作業の報告」おわり
 
リリース日:2021.12.23
最終更新日:2022.01.06