NEC匠塾
 
NEC匠塾
開催終了
当協会とNECは、「NEC匠塾」(塾長:高橋陽子/公益社団法人日本フィランソロピー協会理事長)を開講いたしました。この塾は、定年後の第二の人生で、これまで身に付けたスキルや 経験を社会のために役立てたい方のための講座です。企業退職者やシニア層が、ソーシャルビジネス起業に挑戦する 足がかりとし、地域における新たな起業や雇用創出等につなげる一助とします。
テーマ セカンドライフの挑戦 ~農商工連携で震災復興を
農商工連携とは、農林水産業と加工・流通を密接につなげて、新たな製品やサービスを生み出し、地域を活性化させる取り組み。第一次産業を生業とする被災地域で、復興策のひとつとして注目されている。経済産業省大臣官房審議官を最後に退官し、NPOを立ち上げた講師に、転身の経緯、活動にかける思い、震災復興の取り組みの現状を学ぶ。
講 師
大塚 洋一郎 氏
NPO法人 農商工連携サポートセンター 代表理事
【略歴】1954年、東京生まれ。北海道大学工学部原子工学科修士課程修了。1979年、旧・科学技術庁に入庁。文部科学省宇宙開発利用課長などを歴任。2007年7月、経済産業省大臣官房審議官(地域経済担当)として、企業立地・ソーシャルビジネス・農商工連携などの地域活性化施策を担当。農商工連携促進法の制定に当初より参画。2009年7月、NPO法人農商工連携サポートセンター設立。
開催日 2011年11月9日(水)15:00~17:00
会 場 ちよだプラットフォーム
実施報告
「経済産業省を退職してNPOを作る」。大塚さんの構想が具体的になっていくまでの プロセス、家族の反応、団体の運営基盤づくりなどを事例を交えてお話しいただきました。退職後にNPOを立ち上げたい、新たな活動を始めたいと希望する塾生にエールを送っていただきました。また当日は農商工連携サポートセンターが主催する産直市「ちよだ青空市」も開催。塾生3人がボランティアとして運営に協力しました。